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圧力鍋と電気圧力鍋、どう違う?どっちがいい?

#デメリット#トピックス#メリット#圧力鍋#圧力鍋研究家

圧力鍋の購入を検討される時、電気圧力鍋とどちらにするか迷いませんか?

数年前から「電気圧力鍋」が話題になっていますし、家電量販店でも並んでいるので、気になる方も多いですよね。
ということで今回は、圧力鍋と電気圧力鍋の違いについてご紹介していきます。

圧力鍋でお料理するときは、

最初は強火→圧力がかかったら弱火→時間になったら火を止める

という火力調整が必要です。
また、お料理や食材によって異なる加圧時間を計る必要もあります。

電気圧力鍋は、この火力調整と加圧時間の調整を機械任せでできることが最大の特徴。お料理初心者でも、レシピ通りに操作すれば、お料理がおいしく作れます。最近は、圧力調理以外に、低温調理や発酵など、1台何役にもなる多機能なものがたくさん出ています。

圧力鍋・電気圧力鍋を項目ごとに比べてみましょう

圧力性能は?

KIMSCOOKの圧力鍋の作動圧力は100kPaです。
現在、日本で販売されている、コンロで使う圧力鍋は60〜148kPaです。
一方、電気圧力鍋の多くは70〜80kPa、中には15kPa前後の低い圧力で調理するものもあります。従来の圧力鍋よりは、圧力が低めのものが多い印象です。

しかし最近は電気圧力鍋でも100kPa程度まで高い圧力をかけられるものも出てきました。高圧力の製品は、販売価格が5万円前後とかなり高価です。

置き場所は?

圧力鍋は、コンロにのせて使うので、収納場所さえあれば大丈夫です。

電気圧力鍋はコンセントと、調理中の蒸気への対策も必要です。電気炊飯器と同じがそれ以上の大きさがあるため、置き場所を確保する必要があります。また意外と消費電力が高いので、他の家電と同時に使えない場合もありますので、購入前にはきちんと調べる必要があります。

使い勝手は?

圧力鍋は、自分で火力調整や加圧時間を計る必要がありますが、逆にいえば、加圧時間を帰るだけで色々な料理が作れるので、操作はシンプルです。

また、急冷してすぐにふたを開けたあり、じっくりと余熱で冷ましたりと、シンプルな分、使い勝手の自由度は高いです。

圧力調理する前に炒めたり、圧力調理後に圧力ふたを使用せずに煮込んだり、普通の鍋のようにも使えます。

電気圧力鍋は、スイッチを押せばほったらかしでもお料理が作れるので、鍋につきっきりで料理できない方や、隙間時間に鍋任せで料理したい方、また、レシピ通りに作れば初心者さんでも簡単にお料理ができあがるのは魅力です。

本体に内鍋をはめて調理する構造なので、熱が逃げにくく、加圧調理後冷めるまでに時間が長くかかる印象です(蒸気を強制的に排出できる機能を持たせた機種もあります)スイッチを押してから完成までは、レシピに記載の加圧時間+30〜60分ほど見ておく必要があります。

多機能に使える機種は、その機能ごとに操作方法や注意事項が異なるので、慣れないうちは取説をしっかりと確認しながら使う必要があります。しかし、使い方さえきちんと守れば、低温調理や発酵調理も専用の器具を使わなくても作れるのは魅力です(ただし、その時間は当然ながら他のお料理には使えません)

機種によっては、圧力調理前に炒めたり、仕上げに煮詰めたりという作業ができないものもあります。その場合は、フライパンや別の鍋を出してくる必要があります。

お手入れは?

圧力鍋のお手入れは、主にふたの周りのゴムパッキンと、蒸気ノズル周りなので、とてもシンプルです。ふたも含めて全て水洗いできるので、清潔に保てます

ゴムパッキンなどの消耗品は、劣化したら交換部品を購入して取り替えるだけで長く使えます。

電気圧力鍋のお手入れは、機種ごとに異なりますが、内鍋、内ふた、ふた、ゴムパッキンなど、お手入れが必要な部品数は圧力鍋よりも多い傾向です。また、本体は電化製品なので水濡れ厳禁なので、注意が必要です。

保証期間は?

KIMSCOOK静音圧力鍋の保証期間は購入日から10年間です。ゴムパッキンなどの消耗品は保証対象ではありませんので、劣化や破損、紛失された場合は、新しいものをご購入ください。ゴムパッキンは1〜2年ごとに交換していただくことで、長くお使いただけます。

電気圧力鍋は、電化製品ですので、ほとんどが購入日から1年間の保証です。また、リニューアルなども多いので、ゴムパッキンなどの消耗品を購入する場合は、型番をきちんと調べてご購入ください。

圧力鍋のメリット・デメリットまとめ

(メリット)

・使う時だけコンロの上に出せばいいので、出しっぱなしじゃなくていい
・自分好みの加圧調整ができるので、仕上がり具合も自分で決められる
・一瞬加圧、急冷など、好みにあわせて微調整が可能
・圧力ふたを使わずに、普通の鍋としても使える
・料理を作って、洗って、またすぐに調理、という時も、取っ手があるから取り回しが楽
(保温しないので、すぐに取り出して次々に調理にかかれる)
・お手入れがシンプル
・保証期間が長い

(デメリット)

・鍋の状態を見ながら、火力調整をしたり、加圧時間のタイマーをセットする手間がかかる
・加圧調理中のシュシュッという音がする(音がしないタイプもある)
・調理後置いておくと、料理が冷めるので、食べるときに温め直しが必要

電気圧力鍋のメリット・デメリットまとめ

(メリット)

・スイッチ1つで、加熱→圧力調理(保圧)→余熱→保温までできるので、文字通り「材料入れてスイッチ押したらほったらかし」で調理ができる。
・マニュアルに沿って作ればおいしくできるので、料理初心者でも安心して料理ができる。
・自動調理モードを使えば、加圧時間の設定すら必要なし
・加圧調理中の音が静か
・調理後、保温機能であったかさをキープしてくれる
・低温調理やスロークッカー、発酵モード、ベイクなど、圧力調理以外の機能が付いている機種もある

(デメリット)

・電気炊飯器くらいの大きさがあり、蒸気が出るため、置き場所を確保するのが難しい
・多機能のものは操作が煩雑になる
・急減圧(急冷)がやりづらい
・自分の好みに合わせた調整がやりづらい場合がある
・部品のお手入れが面倒
・保証期間が短い(購入日から1年が一般的)

それぞれにメリットデメリットがあります。

ご自身やご家族のライフスタイルに合わせてお選びくださいね。

この記事の著者

圧力鍋研究家 さいとうあきこ

圧力なべ協議会公認 圧力鍋研究家。調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。その経験に加えて、30台以上のさまざまなメーカーの圧力鍋を独自に研究。その結果を生かし、それぞれの圧力鍋の魅力や、安全な使い方などを伝えている。

2013年より、圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」を主宰。のべ3000人以上に圧力鍋の魅力を生かした簡単でおいしいレシピや使い方のコツなどを教える。
NHK「あさイチ」、NTV「所さんの目がテン!」文化放送ラジオ、雑誌「通販生活」などメディア出演多数。

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