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じゃがいもの品種とおすすめの料理について

#トピックス#レシピ#圧力鍋研究家

圧力鍋で煮くずれしやすい食材の代表といえば、じゃがいも
でも一口にじゃがいもと言っても、色々な品種が出ています。

じゃがいもの代表的な品種と特徴

今回は、じゃがいもの代表的な品種と特徴をご紹介していきます。

(右からメークイン・キタアカリ・だんしゃく)

だんしゃく

日本各地で多く栽培されているのが「だんしゃく(男爵)」。「ばれいしょ(馬鈴薯)」と言われることもあります。
ころころと丸い形で、表面は凹凸があります。中は白っぽく、ホクホクとした食感が特徴です。

メークイン

だんしゃくについでポピュラーなのがメークイン。
凸凹が少なくつるんとした細長い形で、淡い黄色の果肉が特徴です。煮崩れしにくいので、煮込み料理に向きます

キタアカリ

ころんと丸い形で見た目はだんしゃくに似ていますが、芽の部分が赤いのが特徴です。
中は黄色っぽく、甘味があります。煮くずれしやすいため、煮物よりもマッシュして使うお料理に向いています。

じゃがいもを圧力調理してみる

それぞれの特徴がわかったところで、実際に圧力調理してみましょう。

今回は、メークイン・キタアカリ・だんしゃくをそれぞれ半分に切り、
皮付きものの、皮をむいたものを一緒に圧力鍋に入れて、1カップの水を加えて、2分間加圧調理しました。

結果はこちら

一般的には、煮くずれしやすい順は、キタアカリ→だんしゃく→メークインです

今回の実験でも、一番煮くずれたのは、キタアカリでした。

2番目に煮くずれたのは、本来煮くずれしにくいはずのメークイン。これは他の2つに比べて、少し小さめだったから火が通りやすかったのかもしれません。皮をつけた状態の方は、煮くずれしませんでした。

だんしゃくは、本来煮くずれしやすい種類なのですが、予想に反して今回はあまり煮くずれしませんでした。

おすすめのレシピ

それぞれにおすすめのレシピをご紹介しますね

だんしゃくにおすすめのレシピ

じゃがいもらしいホクホクした食感が特徴なので、じゃがいもの食感を味わうお料理がおすすめ。万能に使えます。家庭料理の定番、肉じゃがは、少し煮くずれて煮汁にじゃがいもが溶けるくらいが好きなら、だんしゃくがぴったりです。また、カレーやシチューでも、じゃがいもがくずれているのが好きなら、だんしゃくを使うものおすすめです。

肉じゃが

メークインにおすすめのレシピ

煮くずれしにくいメークインは、カレーやシチューにぴったり!
くずれたじゃがいもがルウに溶けると、舌触りがざらざらするので、煮くずれしにくいメークインがおすすめです

ポークカレー

クリームシチュー

キタアカリにおすすめのレシピ

芋の甘味が濃厚で、ホクホクした食感のキタアカリは、マッシュして使うお料理にもぴったり!ポテトサラダのほか、マッシュポテトやコロッケにもぴったりです

ポテトサラダ

一口にじゃがいもと言っても、味も形も特徴もいろいろあります。
ここでご紹介したのは、代表的なごく一部の品種だけです。他にもおいしい品種もたくさんありますので、機会があればお料理してみてくださいね。

この記事の著者

圧力鍋研究家 さいとうあきこ

圧力なべ協議会公認 圧力鍋研究家。調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。その経験に加えて、30台以上のさまざまなメーカーの圧力鍋を独自に研究。その結果を生かし、それぞれの圧力鍋の魅力や、安全な使い方などを伝えている。

2013年より、圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」を主宰。のべ3000人以上に圧力鍋の魅力を生かした簡単でおいしいレシピや使い方のコツなどを教える。
NHK「あさイチ」、NTV「所さんの目がテン!」文化放送ラジオ、雑誌「通販生活」などメディア出演多数。

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